3.11!!
- 2022/03/12
- 02:43

日付が変わってしまいましたが…
東日本大地震から11年が経ったんですね。
月日が経過するのはあっという間…。
思い出を少し…
その当時の僕は今と変わらず材木を法人に販売する営業マンでした…。
あっ…。
会社は変わってますよ(笑)
業務は変わってないです。
その当時は、26歳か…
忙しくて…忙しくて…
残業につぐ、残業…
深夜1時、2時は当たり前って生活をしておりました。
揺れを感じたとき、あまりに長く揺れが続いたために、いよいよ自分が揺れている…めまいが酷くなったと錯覚し、座り込んでしまったのを覚えます。
会社の皆んなが、机の下に移動するのを見て、初めて地震だと認知する。
そんな感じでした…。
地震が終わり、被害状況が知らされ、惨事を目の当たりにする…
東海地方じゃなくて良かったと、何回思ったことか…
やっぱり我が身かわいいんやな…と…
そんな中、合板メーカーの工場が被災したと一報が入り…
合板が供給されなくなるんですね…。
合板が供給されないと、いわゆる家を構成する部品が欠品している事になるんで、家が建てられない状態になるんです…。
お客様である、工務店、ハウスメーカー、ビルダーからは、うちの予定している物件は大丈夫なんだろうな??って言う、怒号を含んだ恫喝は、凄かったですね。
当然ね…大丈夫ですよっと言いたかったですけど、無理無理。
メーカーからの納期回答が全くないので…
できる訳ないやんって分かってましたしね…
こうゆう時に人間性って…人間の本質が出るんやな…って…
上棟日がずれて、工期が延びたら、その延びた分の補償をお前らの会社が負担しろよ…とか、
うちの物件だけ何とかしてくれ…余分に金払うから…とか、
ホームセンターに夜通し並んで、合板を調達してこい…とか、
どの口がそんな事言うねんって何回思った事か。
僕ごときで何とかできる事なら、とうの昔にやっとるわいっ!!
自己保身がどれだけ醜いか、自分さえ良ければいいのか??
悩みに悩んだ時代でしたね。
今は…
ウッドショックがあり、もっと状況は酷い(笑)
合板だけでなく、いろいろなものが無くてね…
そしてロシア侵攻…ウクライナショックで、もっと酷いウッドショックが来るという見込み…
間違いなく。
情報の早い商社は、代替え材料を抑えに動いてます。
人間万事塞翁が馬…
その時からこの言葉が、格言になり、その状況を楽しもうと…
ピンチのときこそ、苦しいときこそ、人間性が…人間の本質が出るという事を学んだ瞬間でした。
自己保身がどれだけ醜いか…
皆んな苦しい状況で何が最善か…
どう振る舞うべきか…
サッカー、フットサルにも通ずる事。
こんな経験をした僕だからこそ、客は選ぶし、無理して売上至上主義にはなりません。
だけど最善の努力はします。
当然。
それでも、無理なものは無理。
できないものはできない。
諦めの悪さもピカイチだけど、諦めからの開き直りもピカイチ。
結局そんなふうになりました(笑)
11年のおさらいかな…
ブログ書いてたら、何を書きたかったか、忘れたけど、上に書いた教訓、経験は忘れてはいません。
再確認し、また新たな一歩を歩みたいと思います。
まとまりのない文章で申し訳ない。
共に頑張ろう!!
ではでは。
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